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■ハリス理化学館同志社ギャラリー第11回企画展 同志社社史資料センター新収蔵品展―新島公義宛書簡等資料の紹介―
開催期間: 開催期間:2016年12月6日(火)~12月27日(火) 閉館日:月曜、12月23日(金)、25日(日) 料金: 無料 <展示内容>
同志社社史資料センターは、昨年度、新島襄の実弟・双六(そうろく)の養子である新島公義(きみよし)(1861-1924)関係資料を購入しました。
この資料群は全852点(内730点が葉書)、時期は明治21年(1888)から同36年(1903)で、ほとんどが公義宛ての書簡です。書簡の差出人には、公義の実家である植栗家や、実業家・政治家で同志社社員(理事)もつとめた中村栄助、ジャーナリストの徳富蘇峰など、同志社関係者が多く含まれていました。資料のうち年賀状が326点とかなりの部分を占めますが、この他に公義の新潟・長野での伝道、同志社とアメリカン・ボード(アメリカのキリスト教伝道組織)との対立、公義の実業界転身に関係する資料もあります。
公義は、明治23年(1890)の襄没後、次第に同志社との関係が希薄になっていきます。そのため公義の生涯は口承により説明されることが多く、資料的な裏付けが十分になされていません。この点からすると、本資料群は、特に襄没後の公義の動向や人物交流を知る上で、興味深いものといえるでしょう。本展示ではこの中から12点を紹介します。
●主催:同志社大学同志社社史資料センター
●場所:ハリス理化学館同志社ギャラリー2階企画展示室2 同志社大学(今出川キャンパス)